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2008.10.08.
世界同時株安どう阻止:真価問われるG7!
東京日経・10155円!
円は102円!
NY株式はダウンで開始!

中川昭一財務・金融担当相は10月7日、ワシントンで10日に開かれる先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で米政府に対し公的資金による金融機関への資本注入に踏み切るよう要請することを明らかにした。3日成立した公的資金で不良資産を買い取る金融安定化法が「一時しのぎ」と見透かされ、世界同時株安に発展したためだ。過去の経験を踏まえた日本の要請に、危機の発信源である米国がどう応えるかがG7の焦点になってきた。
麻生太郎首相は7日夜、緊急に中川財務相と日銀の白川方明総裁を集め、G7での対応を協議。米国への要請で一致した。
中川財務相は記者団に「日本が数年間もがき苦しんだことを知ってもらうことも役に立つ」と語り、平成9年の金融危機以降、約13兆円の公的資金を金融機関に投入したことを説明する考えを示した。


米国で3日成立した金融安定化法案は、ブッシュ米大統領が「効果にはしばらく時間がかかる」と認めるように即効性に乏しい。

6日の東京で始まった株式のパニック売りは、7日のニューヨークが反発したことで、地球を1周半したところでようやく止まった。しかし市場はG7の動向を注視しており、結果次第では、世界金融恐慌に発展しかねない瀬戸際の状況に変わりはない。
危機が飛び火した欧州も、公的資金の活用で各国の当局の足並みが乱れている。背景には、金融政策は欧州中央銀行(ECB)が統括しているが、個別金融機関を監督する行政当局が各国に分かれている構造的な問題が背景にある。EU(欧州連合)の行政当局には多額の予算もなく、「公的資金活用のための共通基金の設立は極めて難しい」(ECB関係者)。
金融危機による傷が比較的浅く、バブル崩壊後の金融危機を経験した日本当局にとっては、存在感を示す絶好のチャンスだ。日本は公的資金の投入で後手に回り、結局、国民負担が増大したが、その言葉にどこまで欧米が耳を傾けてくれるかは不透明だ。
同時株安を受け、世銀のゼーリック総裁が「機能していない」と吐き捨てたG7の存在意義が試されている。
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