2008.10.17.

青森汚泥処理センター:負債36億円・破産へ!

設備投資25億円が重く!


 10月15日、産業廃棄物収集処理運搬会社「青森汚泥処理センター」(青森市小畑沢、佐野常民社長)が同日までに事業を停止し、破産手続き開始準備に入った。

 負債総額は約36億円で、県内では今年3番目の負債規模となった。

 同センターは「青森下水道開発センター」(青森市)=06年12月に不法投棄が発覚し、事業停止=のし尿処理施設や汚泥処理施設などを譲り受け、07年2月に法人化した。

 汚泥収集から運搬、中間処理、焼却まで一手に引き受け、今年3月期は年商が約3
億7000万円あった。しかし開発センターが設備投資した借入金約25億円がのしかかり、採算確保に苦慮。運転資金の欠乏から事業停止に追い込まれたという。


(帝国データバンクより)
株式会社青森汚泥処理センター
自己破産申請準備中

 (株)青森汚泥処理センター(資本金1000万円、青森市、代表佐野常民氏)は、10
月2日付けで破産申立の準備に入ることを取引先に通知し、事後処理を祐川信康弁護士ほか1名に一任した。

 (株)青森下水道開発センター(青森市)が青森市郊外の自社敷地内の土中に汚泥
などの廃棄物を不適正処理した問題を受け事業停止したため、同社の設備、営業基盤を譲り受け、事業継承を目的に07年(平成19年)2月に設立された。屎尿処理施設
からの汚泥収集、運搬、中間処理、焼却までを一貫して手がけ、設立1期目の08年
3月期には約3億7000万円の年売上高を計上していた。

 (株)青森下水道開発センターからの債務も継承したことで、設立時から過大な借入金が資金繰りを圧迫し、財務内容は大幅な債務超過の状態にあった。その後も業況
に進展はみられず、資金繰りも改善される見通しも立たないことから事業継続を断念
、今回の事態に至った。