2008.11.19.

青森県・津軽ダム:ハザマ西松JV・本体の着工式!

知事ら190人が出席!

落札額 124億1800万円・落札率 70.75%!

予定価・175億5169万円!



 国土交通省が西目屋村で建設中の津軽ダム本体の着工式が11月17日、建設現場で行われ、三村申吾知事や相馬弘前市長、用地を提供した地権者ら関係者約190人が出席した。本体工事の1期(12年度まで)の工事費は約130億3800万円で、2期工事を終えた16年度に完成し、17年4月に供用を開始する予定。

 ダムは、岩木川上流の目屋ダムの約60m下流に建設される。洪水調整、水道、発電などの多目的ダムで、総貯水容量は目屋ダムの3・6倍になる。

 ダム建設に伴い、砂子瀬と川原平地区の住民176戸が弘前市などに移転した。


 国土交通省が青森県西目屋村に建設中の津軽ダム本体工事の着工式が17日、ダム工事現場で開かれた。1億4090万m3の貯水容量は東北地方整備局管内で5番目、県内では最大となる重力式コンクリートダム。

 津軽ダムは高さ97.2m、長さ342mで、堤体積は70万4000m3。最大出力8500キロワットの水力発電に利用されるほか、弘前市に1日1万4000m3の水道用水、五所川原市に1日1万m3の工業用水などを供給する。総事業費は1620億円。

 津軽ダムは、1960年に完成した目屋ダムに代わる大型ダムとして、岩木川の洪水調節などを目指して、83年度に予備調査に着手。当初は2003年度に完成を予定していたが、技術的問題や財源不足などで建設が遅れていた。

同工事はWTO(世界貿易機関)対象の一般競争入札として08年8月27日に開札し、3JVと2社の計5者が参加したが、そのうちの4者が調査基準価格を下回ったため、落札決定を保留していた。

 入札に参加した大成建設・熊谷組・鴻池組JVは特別重点調査の対象となった。同JVは東北地整からのヒアリングの際、賃金台帳や下請け会社の見積書、下請け会社との取引実績といった書類を提出できなかったために入札無効とされた。

 この工事は高度技術提案型総合評価落札方式による入札の試行対象だ。ダム本体の基礎掘削開始から堤内仮排水路閉塞完了までに関する技術提案書と積算用資料の提出を求めるとともに、東北地整がヒアリングを実施した。