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   2019.11.07.
   長崎市・学校給食センター:今後の建設について・田上市長!
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市長記者会見(定例)【2018年5月31日】
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長崎市田上市長が、現在入札PFI入札に付している「三重学校給食事業」について約1年半前に記者会見をし、この時点から、東亜建設工業㈱が施工した豊洋台2丁目の学校用地に建設する意向を示している。
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 この当時から、給食機器メーカーは手ぐすねを引いて待っていたわけであろう。長崎周辺の県は日調長崎やアイホー、タニコーが競争相手であったが、各地がPFI方式を採用するようになって、調理配送業務が中心となり業界地盤も調理機器メーカーから、調理業務と管理が中心となり俄然「東洋食品」が席巻し始めた。
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 福岡も第1、第2給食センターは東洋食品が制覇し、この勢いで第3センターも東洋食品かと思われていたが、あまりにも押さえすぎと見られたか落札できなかった。
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 長崎の給食センターは全部で3箇所体制となる初めてのセンター。東洋食品は、必ず取ると意気込んでいる。その言葉通り、今回の入札で落札したなら、残り2箇所もその言葉通りになる。
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 以下の文は、1年半前の市長の記者会見をそのまま、掲載するものだ。
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3か所くらいを想定
今後の構想では、
中央部、東部を含むエリア
南部、中央部を含むエリア
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記者(朝日新聞)
 補正予算の中で、学校給食センターについてなんですけれども、これまでの経緯をしっかり把握していないんですけれども、改めて、施設の意義といいますか、そういったところと、今後のスケジュールというものを伺ってもよろしいでしょうか。
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田上市長
 学校給食センターについては、今、各学校によっていろいろやり方が違っている状況にあるんですけれども、そういった中で、先ほど申し上げました、できるメニューに違いがあって、こちらの学校ではこういったものが出ていないというような格差があるということ。それから、アレルギーへの対応が最近増えてきている傾向にあるわけですけれども、そういったものに対する対応についてもやはり差があって、安定した形にまだ至っていないということ。それから、いろいろ衛生管理面でも、各学校によって施設面でいろいろな差がありますので、そういったものも解消したいということ。また、老朽化が進んでいる施設も結構多くなっているということで、そういったものが、今後改善を図っていくときに、どういった形にしていくのか、将来構想をしっかり持って改善していかないと、それがまた無駄な投資になってしまうということもありますので、そういったことも踏まえながら検討を進めてきた結果、市内3カ所に給食センターをつくって、そういったものを基本としながら、安定した、そして、また、安全・安心な学校給食の提供をしていこうという、そういった流れです。そういった中で、2月議会に計上した中で、市のPTA連合会の方からも、陳情があったということもあって、もう少しその辺、よく周知を図っていった方がいいんではないかということがあって、減額修正になったという経過を踏まえて、今回、そういう、市P連といいますけれども、長崎市PTA連合会からも、全体として、スケジュールどおりしっかり進めようといったようなご理解をいただく中で、今後またさらに周知を図っていくという中で、事業自体を進めていこうというものです。
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記者(朝日新聞)
 今後のスケジュールというのは。
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学校教育部長
 今後のスケジュールにつきましては、今回のPFIのアドバイザリー業務委託を経まして、基本設計、それから、建設を、予定では32年9月からの建設予定で、33年度9月の共用開始の計画でございます。
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田上市長
 学校の場合、夏休みに工事をするという形ですが、この時期、なるべく影響がないようにするということもあって、9月からのスタートということになっています。
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学校給食センターの建設について2
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記者(長崎新聞)
 学校給食センターなんですけれども、3カ所つくりたいということで、今回はまだ1カ所だけなんですけれども、他の2カ所はいつぐらいの予定ですか。
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田上市長
 今後、まだ用地、場所も決まっていない段階でありますし、そういったものの検討に入っていくことになると思いますけれども、1カ所目をまずしっかりとつくって、その中で多くの皆さんに、給食センターというのは長崎市では初めてとなりますので、そういった中でしっかりと成果、結果も出していきたいと思いますし、そういった流れの中で、2カ所目、3カ所目についても検討をスタートさせていきたいというふうに思っております。
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記者(長崎新聞)
 今、2カ所目、3カ所目は、場所とかは、検討中ということですか。
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田上市長
 まだ決まっていない、検討中です。
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記者(長崎新聞)
 大体大きく分けて、どんな感じですかね。三重と、あとどの辺と、どの辺というのは。
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田上市長
 北部、南部、あと、もう1カ所がどこになるのか、中央の近くになるのか、中央でもどのあたりになるのか、あと東部も含めた流れになってきますので、そのエリアについて、まだはっきりと場所が、まず適切な土地を探さないといけませんので、長崎市の場合、そういった余裕のある土地というのは簡単に出ない状況もありますので、そういう中では今後の検討になると思います。
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記者(長崎新聞)
 三重のこれって、大体何校分の、何人分を賄えるのか、教えてください。
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学校教育部長
 1カ所で8,000食規模というのを想定しております。現在推計3万食ぐらいで、今後の予定を考えまして、1カ所8,000食の3カ所という想定をしております。
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田上市長
 全体の中のどのくらいかということは。何食想定している中の8,000食かということは。
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学校教育部長
 現在、3万食の中の8,000食程度の、今回、規模になります。将来、児童数が減少傾向にございますので、最終的には、8,000食の3カ所でカバーできるというふうな想定をしています。
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記者(長崎新聞)
 大体、校区とか、まちのエリアでいくと、ここからこことか、例示できますか、おおむね。当然南部とかは、カバーできないですよね。
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学校教育部長
 大体北部になります。外海、琴海地区を含めた北部方面で、今後の構想では、中央部、東部を含むエリア、それから、南部、中央部を含むエリア、そういった3カ所を想定しております。
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田上市長
 40分以内で届けるというような考え方の中で場所を決めていくということになります。
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