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  2020.12.22.
  枯渇しない「城陽砂利・砂」の不思議!(2)
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長池演習場の払い下げはあるか!
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 城陽市東部の砂利砂資源は枯渇しているのだろうか。否である。資源場は目と鼻の先にある。2年ほど前まで、その土地の払い下げ問題がまことしやかに語られていたのである。
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 城陽市議会でも話題になったことがある。平成17年(2005)第1回定例会3月10日の議事録に出てくる。
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その議員は言う。
 (池上)次長は、本市の目標は第二名神、あるいは東部丘陵地の開発やというようなことが、これが本命やということをおっしゃるんですけれども、そういうことをすればどういう結果が起こるかというと、結局そこへ税金が投入されていって喜ぶのはだれか。市民、住民の立場ということを考えていただくのでしたら、今何かあちこちから広域合併によって城陽市の東部丘陵地に自衛隊の演習場、そしてこれに城陽市は現在の長池演習場もそこへ合流をして、そして山砂利の人たちは現在の長池演習場に移動してもらうような話まで出ているそうですけど、もうご存じかわかりませんが、、。以下省略。
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これに対し助役の答弁。
 (栗栖)まず山砂利の基盤整備の道路の関係についてでございますが、今回この予算に上げましたのは将来の北幹線の一部を構成する道路の工事に着手をしようということで、これは山砂利東部丘陵地におきまして、この北幹線の整備というのは山砂利跡地の整備の根幹となる事業でございまして、そういうものを大型開発事業というお言葉でおっしゃっておられましたけれども、そういうものでは反対だというご指摘で、私どもとしましても、そのようなご主張というのは本当に驚きで受けとめております。山砂利対策をするなということと同義語のようなご発言になりますので、その点につましては、ぜひともこの事業の重要性についてご理解をいただきたいと思います。
 それから、第二名神と東部丘陵地整備を大型開発事業ということでおっしゃっておられますけれども、これはこういう事業の部分について、いわゆる大型開発事業というものとは性格が違いますので、その点につきましてもご理解をお願いしたいというふうに強くお願いをしたいと思っております。
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 確かに、自衛隊用地は丸ごと砂利砂が取れるのは間違いない。昭和61年の修復整備計画として出された一定の将来採取予定量は「3500万m3」と算定している。長池の演習場はざっと見て、掘り下げ地盤にもよるが、1700万m3は計算できるだろう。
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 最盛期業者にとっては、垂涎の土地であるが、今後10年、15年は動きがないであろうが、先は分からない。
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 年末から1月初旬にかけ、東部丘陵地における議会議事録に書かれている内容をチエックし、掲載する。
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 NEXCO西が発注している新名神の工事。宇治田原ー城陽の間は橋脚で通るが、枚方市に入ると住宅街の間はトンネル工事となる。巷では、施工者は清水建設だという。シールドマシン通過後に陥没が起きたのは「福岡市の地下鉄七隈線延伸工事、新横浜駅近くの市道環状2号線工事、東京調布市の外環道工事」などがある。
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 また、城陽市東部を通る新名神の橋脚工事の土壌調査などは、NEXCO西はどのような予備調査をしたのかなど、判明した分を掲載する予定です。
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