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  2021.04.05.
  松岡姫路市議:声が大きいだけと言うが!(下)
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市場建設にあたり、汚染土壌の徹底調査をしたが!
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人家が少ない分・地元対策に手抜きがあったのでは!
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 平成28年2月4日、第1回対策会議を開催した。
対象地(白浜地区のうち「卸売中央市場移転予定地」部分)及び周辺地(ただし対象地西方地域を除く)は、元々海域であった。
対象地は、1981(昭和 56)年頃まで海域であったが、1982(昭和 57)年から 1984(昭和 59)年頃にかけて姫路市が公有水面である海域を浚渫土、山土、残土等の埋立て材料により埋立て・造成し、1987(昭和 62)年に出光興産に売却された。
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 対象地の西方に位置する旧オンサイト地区(旧装置地区)全域、旧オフサイト地区(旧業務地区)内北側部分はいずれも水田であった。対象地の南西方に位置するタンクヤード地区(旧オフサイト地区のうち南側は昭和 38 年頃まで海域であったが、1964(昭和 39)年に関西電力により造成された。
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 対策会議は20回にも及び令和3年3月11日行われ、第 20 回の専門家会議は、土壌汚染対策完了後の『総合的な安全対策』(別紙1)
を実施するため、姫路市白浜町内の中央卸売市場移転予定地における地下水位・ベンゼンの地下水濃度の調査結果及び新市場建設工事における具体的な安全対策を確認し、評価するとともに、新市場建設工事中の地下水調査の内容について確認することを目的として開催した。
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 新市場竣工後の水質モニタリング及び必要に応じての揚水対策等の具体的な内容については、対象地における今年度及び新市場建設工事中の地下水位・ベンゼンの地下水濃度の状況を把握し、その結果をみたうえで検討することとしている。
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 2018年3月22日開札し、中央卸売市場移転予定地における土壌汚染対策業務は6億4180万円で安藤ハザマが落札。入札には安藤ハザマのほか、鴻池組、飛島建設、フジタが応札した。
 土壌汚染調査で明らかになったベンゼンによる土壌汚染に対して、土壌汚染対策法に準じて適切に対策を実施する。業務は仮設、オンサイト処理、フェントン、エアースパージング、揚水、盛土移動、付帯の各業務。履行場所は姫路市白浜町の敷地8万9325㎡。履行期限は2019年3月29日まで。
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 このベンゼン除去工事で、軟弱地盤により近隣の建築物で建築物の壁が落ちるなどの被害が発生している。
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 仕様書では、第24条に「周辺住民との調整」第1項に、受注者は、作業の実施に当たり、周辺住民との間に紛争が生じないように努めなければならない。とあるが、業務車両運行ルート図では、漁港のそばを通るということは、地盤の弱い地域特有の「家屋被害」発生に対する調査はてっていしていたのであろうか。
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