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   2022.05.01.
  洋上風力発電:千葉県・九十九里沖が千葉3例目に!
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銚子沖・三菱商事系で!
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東電・銚子沖
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 千葉県は4月27日、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギー普及の切り札として期待される洋上風力発電を行う同県で3例目の候補として、「九十九里沖の海域」が考慮に値すると国に伝えた。国は今後、同海域を重点的な検討対象である「有望区域」に選定するか否かを判断する。
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 県によると、情報提供は経済産業省と国土交通省に対して実施。同海域は九十九里町から山武市、横芝光町にかけての九十九里浜から約10㎞沖合で、各市町および漁業関係者の間で情報提供に関する一定の合意が得られたとしている。
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国が同海域を有望区域に選定した場合、国や県、地元関係者らの協議会による検討を実施。順調にいけば国がさらに同海域を「促進区域」に指定し、本格稼働に向けた事業者の公募が行われる。
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同県での洋上風力発電をめぐっては、令和2年に銚子市沖が初めての促進区域として指定された。2021年12月には事業者が選ばれ、2028年9月の運転開始を目指している。
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また、いすみ市沖も2021年9月、有望区域に選定。促進区域の指定に向け、2022年2月から協議会での検討が行われている。
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令和4(2022)年4月27日
千葉県・商工労働部産業振興課エネルギー産業振興室
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<洋上風力発電に関する国への情報提供について(九十九里沖)>
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「再エネ海域利用法」に基づき、国から都道府県に対し、洋上風力発電の「促進区域」の候補となる有望な区域に係る情報提供依頼があり、関係者間で一定の合意が得られた 「九十九里沖」の区域について、4月27日に情報提供を行いました。本県からは、「銚子市沖」、「いすみ市沖」に続き、3箇所目になります。
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情報提供区域
九十九里沖区域
九十九里町、山武市、横芝光町から離岸距離約10キロ辺りの海域
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※具体的な区域については、漁業との共存・共栄を前提として、国、県、市町村、漁業関係者等による協議等を踏まえて、決定することになります。
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2021年12月24日
経済産業省
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<「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」、「秋田県由利本荘市沖」、「千葉県銚子市沖」における洋上風力発電事業者の選定について>
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【選定事業者】
(1)秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖
①事業者名(コンソーシアム):秋田能代・三種・男鹿オフショアウィンド
②構成員:三菱商事エナジーソリューションズ株式会社、三菱商事株式会社、株式会社シーテック
③事業計画概要
発電設備:着床式洋上風力発電
発電設備出力:47.88万kW (1.26万kW×38基、GE製)
運転開始予定時期:2028年12月
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(2)秋田県由利本荘市沖
①事業者名(コンソーシアム):秋田由利本荘オフショアウィンド
②構成員:三菱商事エナジーソリューションズ株式会社、三菱商事株式会社、株式会社ウェンティ・ジャパン、株式会社シーテック
③事業計画概要
発電設備:着床式洋上風力発電
発電設備出力:81.9万kW (1.26万kW×65基、GE製)
運転開始予定時期:2030年12月
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(3)千葉県銚子市沖
①事業者名(コンソーシアム):千葉銚子オフショアウィンド
②構成員:三菱商事エナジーソリューションズ株式会社、三菱商事株式会社、株式会社シーテック
③事業計画概要
発電設備:着床式洋上風力発電
発電設備出力:39.06万kW (1.26万kW×31基、GE製)
運転開始予定時期:2028年9月
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