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関与「話せない」一点張り！
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年内に選挙へ！
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「53万の区民のみなさま、多大なるご迷惑をおかけしました」10月26日午後、区役所での会見冒頭、木村氏はこう述べて頭を下げた。
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東京地検特捜部から関係先の家宅捜索を受けた東京都江東区の木村弥生区長（58）が10月26日、辞職を表明した。
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2023年4月、候補者4人が争う熾烈な区長選で初当選してからわずか6か月。臨時で行われた記者会見の冒頭には、区民への謝罪の言葉を述べたが、選挙期間中に陣営が流したとされる有料動画広告への関与については「話せない」の一点張りだった。
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特捜部は10月24日、公選法違反容疑で区長室などを捜索。4月の区長選期間中に有料の動画広告で投票を呼び掛けた疑いが持たれており、木村氏は8月に会見を開き、スタッフの独断だったとして、自身の関与を否定したばかりだった。
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この日の会見でも事件に関する質問が飛んだが、木村氏は「捜査段階のため話せない」と繰り返すばかり。「辞職することは容疑を認めることになるのでは」との質問にも「受け止め方の問題」とし、事件への関与について明言を避けた。
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捜索先が区長室だけでなく実家などにも及んだことを明かした木村氏。自身への特捜部の任意での事情聴取なども続き、さまざまな行事がすでにキャンセルされたことなどから「区政が停滞する」と考え辞職を決意し、25日に区に伝えたという。
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今後の政治活動については、区長選にも「その他の国政選挙に出る考えもない」と明言。「今後は一区民として貢献をしていきたい。自分に課せられた状況について誠心誠意、対応していく」とした。
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クリーンで開かれた区政を掲げていた木村氏。会見で「じくじたる思い。政治や行政の不信を招いてしまった」と述べ、区役所を後にした。
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木村氏は辞職理由を述べたが、疑惑への関与や違法性の認識の有無についての詳しい説明は避けた。
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木村氏を巡っては区長選の選挙期間中、動画サイト「ユーチューブ」の有料動画広告に、自身の氏名や写真と一緒に「木村やよいに投票してください」とテロップを付けて掲載していたことが判明。木村氏の弁護士によると、広告にかかった費用１４万円は木村氏名義のクレジットカードで決済されており、選挙運動で候補者名を挙げ、有料でのインターネット広告を出すことを禁じる公選法に違反するとして告発されていた。
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辞職表明を受けた区長選は年内に行われる見通し。
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