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体力勝負の職業につきものか！
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呉市消防局は、管内の出張所に勤務する41歳の消防副士長らが、同じ職場に勤務していた20代の消防士を訓練中にロープでつり上げたままにするなどのパワーハラスメントを行っていたとして、この消防副士長らを停職や減給などの処分にした。
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呉市消防局によると、消防副士長らは2023年6月、災害現場などで人をつり上げて救助するための訓練中に、20代の消防士をおよそ2ｍの高さまでつり上げたまま5分ほどその場を離れたという。
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呉市消防局はこうした行為がパワーハラスメントにあたるとして、いずれも3月26日付けで41歳の消防副士長を停職1か月、31歳の消防士長を減給10分の1、6か月、50歳の係長職を戒告処分にした。
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消防副士長は、被害を受けた消防士を含む職員4人に肩や胸を殴るなどの暴力や暴言も繰り返していたということで、消防士は2023年11月に退職した。
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今回の事案を受けて、管理監督責任があった上司にあたる副部長職など3人が戒告、部長職など2人が厳重注意の処分を受けた。
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呉市消防局の澤田信一局長は「パワーハラスメントは個人の尊厳と人格を侵害するものであり、被害を受けた職員におわび申し上げます。再発防止に全力をつくし、信頼回復に向けて取り組んでまいります」とコメント。
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